新時代のモバブー 〜18650電池を試す〜
はじめに
スマホ、特にAndroidのスマートフォンは、その巨大な利便性の代償として巨大な消費電力を甘受している。最近ではメーカも分かってきてそこそこ大きなバッテリーを積むようにはなってきてるが、それでもLTEやWiMAX、大型化するモニターの前に消費電力は減るどころかうなぎ上りである。
斯様な情勢にあってモバイルブースターなる、外出先でスマホを充電できるバッテリーが流行るのは時間の問題と言えた。不幸にもその需要を先読みできなかったメーカが在庫を頻繁に切らしていたのは記憶に新しい。
という訳で私もポケットに入るサイズのモバブーを捜していた訳であるが、
こんなの見つけたので試してみた。
何これ
あきばお〜で見つけた商品で1400円で売っていた。普通にスマホの充電に使えるらしい。たまたまポケットの端に収まる程度のモバイルバッテリーを捜していたので安いし適当に購入してみた。
ちなみにサイズはこんなもん
まぁ小さい。容量は大体2000mAhとか書いてあったが厳密には違うので詳細は後程
小さな体に大きな能力
良く見てみると端子が見つかるがコレ1つしかない。
microUSB端子繋いでみると普通にスマホの充電ができた。おー!
ところがコイツの真価はこんなもんではない。実はカバーが付いてて開けると
なんだこれ、と思って調べてみると18650電池と呼ばれているらしい。3.7V出力とこのサイズであることが規定されているリチウムイオン電池である。こいつは2200mAhである。(モノによって容量は違う)
つまりこの電池入れ替えれば大容量のものにアップグレードしたり、複数の電池持ち歩いたりできるということである。これは凄い、これは凄いぞ!
しかもこいつが凄いのは、
こんなヘンテコリンなTypeAオス-TypeAオスケーブルを別に買ってくるとそのまま充電もできる!ナニコレスゴイ、これ1400円かよ!ちなみに電池付属です。
くわしく
2200mAhについて補足が必要であろう。一般にスマホのバッテリー容量は5V時のmAhで表現されることが多い一方で、これは3.7V出力の電池なので補正が必要である。5Vに換算すると2200mAhの場合は1630mAh程度になる。
更にこの電池だが、2000mAh程度のものであれば大体1000円程度、単品で秋葉原界隈に売られているし、通販でも入手可能。容量は1000mAh〜3000mAhまで確認した。勿論値段もピンキリである。
メリット・デメリット
メリットはやはり換装可能という点である。しかしこれだと乾電池で良いじゃないかという意見もあるかもしれないが、乾電池は1.5V単三2500mAhが2本とかだと5V換算で1500mAh、eneloopなどはもう少し容量が小さくなる。しかも2本縦に並べた奴は長過ぎるし、横に並べた奴は大き過ぎる。
2つ目は安さ。他のモバブーに比べて安い。1400円で1600mAhとか普通に安い。
更に容量買い足しも容易で、母艦となる大きいモバブーと、小さい、ポケットで充電できるモバブー両方持ち歩く必要はない。3000mAhの奴とか買えば下手なモバブーよりデカいし、これを5本とか持ち歩けばバッテリー切れとは無縁。
何よりオフ会でドヤ顔できるので大変お勧めです。
欠点は入手性で、秋葉原にそこそこ来るか通販で割高を許容するかの選択が必要かも。あとTypeAオス-TypeAオスのケーブルが無いとマトモに使えない。普通は持ってないので何かしらの手段で入手する必要がある。ちなみに秋葉原だと私の場合135円で買えた。
もう1つの欠点はこいつには一切説明書が無いのでハードル高過ぎという点。ただその欠点はこのblogで解決したので何も問題無いですね!
謝辞っぽい何か
自分で調べたみたいにドヤ顔で書いてるけど殆ど@akasata_ccsの受け売りです(てへぺろ 彼(彼女?)がいなかったら多分こいつを買うことは無かったと思われます。感謝